この記事について
この記事は次の記事の続きです。
ターミナルをイイ感じにする
Macのターミナルはデフォルトで白背景でなんとも寂しいです。エンジニアっぽくありません。
というわけで設定を変更していきます。
以降の手順は次の記事を丸パクリ大変参考にさせていただきました。
ターミナルのプロファイルを変更する
ターミナルのプロファイルにIceberg
というテーマを使用します。
テーマだとSolarized
が有名&超定番のようですが、個人的にあまり好きな見た目じゃないのでこちらを使います。
公式サイトに専用のダウンロードリンクがあるので、そこからiceberg.terminal
をダウンロードします。
ダウンロードしたらターミナルの環境設定からインポートします。忘れずにデフォルトにも設定しておきましょう。
あとは必要に応じて修正を加えます。個人的にデフォルトのターミナルサイズが小さく感じたので、サイズを大きめに変更します。
また、背景を半透明にしておくとちょっとオシャレな気がします。不透明度を90%くらいに設定します。
ここまでできたらターミナルを再起動します。見た目はこんな感じになりました。
ログインシェルを変更する
Macのログインシェルはデフォルトではbash
です。というか、Macに限らず大抵のUNIX系OSならそうなんじゃないでしょうか。
bash
でも良いんですが、せっかくなのでzsh
を使ってみたいと思います。
変更方法は簡単で、次のコマンドを実行してターミナルを再起動するだけです。
cash -s /bin/zsh
プロンプトを変更する
zsh
の設定は定番のフレームワークがいくつか公開されているらしく、
それを導入すれば私のようなシェル初心者でも簡単にイケてるプロンプトを実装できるようです。
さっき知りました。
今回は上述の例と同じく、Preztoを導入してみます。 そういえば前職の先輩はoh-my-zshを使ってました。さっき気付きました。
導入は簡単で、まずホームディレクトリの.zprezto
ディレクトリにGitHubからリポジトリをクローンします。
git clone --recursive https://github.com/sorin-ionescu/prezto.git "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto"
その後、zsh
が起動している状態で次のようなスクリプトを実行します。
setopt EXTENDED_GLOB for rcfile in "${ZDOTDIR:-$HOME}"/.zprezto/runcoms/^README.md(.N); do ln -s "$rcfile" "${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}" done
このままでも十分イケてますが、zsh
で便利なシンタックスハイライトと自動補完のモジュールを有効にします。
# Set the Prezto modules to load (browse modules). # The order matters. zstyle ':prezto:load' pmodule \ 'environment' \ 'terminal' \ 'editor' \ 'history' \ 'directory' \ 'spectrum' \ 'utility' \ 'completion' \ 'syntax-highlighting' \ # 追加 'autosuggestions' \ # 追加 'prompt'
更に、プロンプトのテーマにPureというテーマを設定します。 カレントディレクトリとコマンドラインが2行で表示されるのでコマンドを目で追いやすく、 標準出力の後に1行空行が入るので操作ごとの結果の区切りがわかりやすいです。
Pure
を有効にするには、~/.zpreztorc
の110行目あたりに次のような記述があるので変更します。
# Set the prompt theme to load. # Setting it to 'random' loads a random theme. # Auto set to 'off' on dumb terminals. zstyle ':prezto:module:prompt' theme 'pure' # 'sorin'から変更
ここまでやったらターミナルを再起動しましょう。このような見た目になりました。
次回予告
とりあえず良い感じのターミナル環境を整備できた。
次回は普段使いのエディターを設定していきます。