なまえは まだ ない

思いついたことをアウトプットします

手元のMac環境をリセットする (2)

この記事について

この記事は次の記事の続きです。

手元のMac環境をリセットする

無事再インストールが終わった

はい、無事再インストールとセットアップが終わりました。 クリーンなMac、こんにちは。

ここから必要なものをインストールして設定していきます。

OS設定

MacGUIが優秀なのでひとつひとつ設定をしていけば良い気もするんだけど、 どうやらOSの諸設定をコマンドから設定できるようなので、どうせならそちらを利用してみましょう。 これなら次にPCを買うときとか、またリセットしたくなった時に手間が楽になります。

なお、以降のコマンドは次の記事を参考にさせていただきました。

Trackpad

# タップでクリックを有効にする
defaults write com.apple.driver.AppleBluetoothMultitouch.trackpad Clicking -bool true
defaults write NSGlobalDomain com.apple.mouse.tapBehavior -int 1
defaults -currentHost write NSGlobalDomain com.apple.mouse.tapBehavior -int 1

IME

# ライブ変換を無効にする
defaults write com.apple.inputmethod.Kotoeri JIMPrefLiveConversionKey 0
# 自動タイプミス補正を無効にする
defaults write com.apple.inputmethod.Kotoeri JIMPrefAutocorrectionKey 0
# 文頭の自動大文字を無効化する
defaults write NSGlobalDomain NSAutomaticCapitalizationEnabled -bool false

Dock

# Dockの拡大機能を有効にする
defaults write com.apple.dock magnification -bool true
# Dockのアイコンサイズ(tilesize)と拡大後のサイズ(largesize)を指定する
defaults write com.apple.dock tilesize -int 50
defaults write com.apple.dock largesize -int 80
# 最近使ったアプリケーションを表示しない
defaults write com.apple.dock show-recents -bool false

Dashboard

# Dashboardを無効にする
defaults write com.apple.dashboard mcx-disabled -bool true

Finder

# 名前で入れ替えた時、ディレクトリが先頭に来るようにする
defaults write com.apple.finder FXDefaultSearchScope -string "SCcf"
# 新規ウィンドウを開くときに、ホームディレクトリを開くようにする
defaults write com.apple.finder NewWindowTarget -string "PfHm"
defaults write com.apple.finder NewWindowTargetPath -string "file://${HOME}/"
# ステータスバーを表示
defaults write com.apple.finder ShowStatusBar -bool true
# パスバーを表示
defaults write com.apple.finder ShowStatusBar -bool true
# タブバーを表示
defaults write com.apple.finder ShowTabView -bool true
# 全ての拡張子を表示
defaults write NSGlobalDomain AppleShowAllExtension -bool true

その他

# Fnキーを通常のファンクションキーとして扱う
defaults write NSGlobalDomain com.apple.keyboard.fnState -bool true
# バッテリーをパーセント表示にする
defaults write com.apple.menuextra.battery ShowPercent -string "YES"
# ネットワークフォルダに.DS_Storeを作成しない
defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteNetworkStores -bool true
defaults write com.apple.desktopservices DSDontWriteUSBStores -bool true

一旦再起動する

Dockなど、古い設定がキャッシュとして残っている場合があるのでプロセスを再起動する必要があります。

killall Dock

が、どうにも反映されないようなので、システムごと再起動した方がいいかもしれません。

なんか上手くいきませんでした…

調べながら設定しましたが、一部再起動しても反映されず…なぜ…。 結局次の項目はGUIから設定し直しました。

  • タップでクリックを有効化する
  • システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > スリープとスクリーンセーバの解除にパスワードを要求 > すぐに
  • システム環境設定 > セキュリティとプライバシー > ファイアウォールをオンにする

ソフトウェアのインストール

AppStoreからインストールするもの

AppStoreで購入したものはiCloudに保存されているので、AppStoreにサインインしたらダウンロードするだけです。 私の場合、次のソフトウェアはこれでインストールしました。

  • 1Password
  • Slack

Homebrew

Macで使える定番のパッケージマネージャーです。 公式サイトのガイドに従って、ターミナルでコマンドを実行します。

/usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

クリーンな状態でインストールを開始したので、The Xcode Command Line Toolsのインストールから始まります。 確認のメッセージが出るのでEnterキーを押して続行します。

インストールが終わったら、正しくインストールされているか検証します。brew doctorコマンドを実行してみましょう。

$ brew doctor

Your system is ready to brew.

Dropbox

公式サイトからインストーラーをダウンロードしてインストールします。 特段取り上げることもありません。

Visual Studio Code

前職でも愛用していたエディターです。 公式サイトから直接バイナリをダウンロードできますが、Homebrewからもインストールできるようなのでそちらを利用してみます。

brew cask install visual-studio-code

こうやってインストールするとcodeコマンドにパスが通るので、ターミナル経由でも簡単に起動できるようになります。

UIの英語を直感的に理解できるほど私は優秀な人間ではないので、まず日本語化サポートの拡張機能をインストールします。

f:id:furusax0621:20190306085344p:plain
Visual Studio Codeの日本語サポートのインストール

次回予告

OS設定でターミナルを使用しましたが、デフォルト設定だとなんとも味気ないというか、なんかエンジニアっぽくない。

というわけで次回はターミナル環境を良い感じに整備していきます。